現在当院で接種可能な帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
対象者は50歳以上の方で、予約制、全額自己負担となります。予約の時点で、どちらかのワクチンを選択いただきます。
以下2種のワクチンの比較表です。
当院で推奨するのは不活化ワクチンのシングリックスの方になります。
しかしながら、高価であること、コロナワクチンの副反応に似た症状がでる可能性がある事がデメリットです。
費用負担が可能な場合や、ステロイドやシクロスポリンやタクロリムスなどの免疫抑制薬を使用している等免疫力の低下ある方は、不活化ワクチンのシングリックスの接種をしましょう。
シングリックスの副反応:局所反応としては、疼痛(78.0%)、発赤(38.1%)、腫脹(25.9%)。また、全身性(注射部位以外)の副反応は主なものは、筋肉痛(40.0%)、疲労(38.9%)、頭痛(32.6%)など報告があります。(販売元製薬会社のページ(https://gskpro.com/ja-jp/products-info/shingrix/clinical-studies-safety/safety/)に記載)
従来の生ワクチンの水痘ワクチンにも予防効果はありますので、帯状疱疹の症状が気になる方、それほど費用負担はしたくないよという方は生ワクチンの水痘ワクチンを接種しましょう。
帯状疱疹のワクチンについて検討しているようであれば、当院へご相談ください。